Art & Product

ものづくりについて

9月の舞台感想まとめ

   

メモ書き。Twitterに投稿したものより。
漏れもありそうですが……

9月3~4日(土日)
マエカブ演劇フェスティバル@高松

演劇よりコントが多い。演劇とコントは、脚本でも演出でも演技でもけっこうハッキリと違うものだと思うけれど、創る方が明確に意識して分ける(つまり振り切る)ことで、それぞれの面白さが際立つと思う……けど、分けない面白さもありそう。なんだろうな。
そして『おひねり制』って、面白いというかありがたいというかずるい。なんだかものすごく払っている気がする。払う方ももらう方もちょっとはお金にシビアになれそうで好き。パフォーマー側も、おひねりをもらうとき、各劇団のお金に関する姿勢があらわれている気がする。演劇フェスの利点は、いっきにいろんな劇団を知れることなので、パンフに何県の劇団か書いてあるとありがたいな。高松城跡という場所もいい、けど、庭が広いのでかなり迷子で焦った。
カブフェスは演劇コンクールではないし、演劇祭…より「フェス」という言葉がぴったり。大道芸フェスを観に行った印象で、かなーり楽しかった。これからも続けていくなら、特定劇団の名前がフェスの冠になっているのは“演劇”の可能性を狭めている気がして心配。フェスならアリなのかなあ……
(各劇団の公演感想は、現在Twitterのみ)


9月5日(月)
白井晃演出『マハゴニー市の興亡』@KAAT。(ゲネプロ)

特殊な客席と演出で、マハゴニー市の市民になったような、ひさびさの体験劇。音楽劇です。
芸術監督になったことで、もう白井さんのやりたい放題。「えっ、ここってこんな劇場だっけ?というか、ここって劇場だっけ?」と思うほど、空間にたいしていろんな試みをしています。劇場がどんどん新しい顔を見せている……!!ここでしかできない体験。いつまでもマハゴニー市にいたかった……
劇場を生き物にする芸術監督。楽しいです。
山本耕史らが欲望と快楽に溺れる『マハゴニー市の興亡』開幕!現代に蘇った問題作、ゲネプロ&会見レポート


9月7日(水)
浅利慶太プロデュース
ミュージカル『李香蘭』@自由劇場

16年ぶり。泣きすぎてわけがわかりません。
浅利慶太が贈る『ミュージカル李香蘭』稽古場レポート!「初演から25年・・・今回が一番深まっています」

9月14日(水)
浅草ロック座(ストリップ)

舞台じゃなくて、ストリップ。ひさびさに行くと、アキバ色が強くなった気もする。
ストリップのすごく好きなところは、15分なら15分で、そのパフォーマーがなにをやってもいいということ。どんな世界観でも、ストーリーでも、ダンスでも、トークでも、演技でも、衣装も照明もまわる舞台も、自分の世界を創れる。お客さんに触ってもいい。すごいなあ。でも浅草ロック座だと触ったらダメなのかなあ。他のストリップ小屋だと触れるところもあるし……それぞれの劇場の空気とか、客席の配置とかで、ぜんぜん居心地が違うから、それも楽しいなあ。

9月24日(土)
ミラノ・スカラ座『ドン・キホーテ』

踊り終わるたびにだいたい拍手をするのだけれど、素晴らしい技術を観せてもらえたことに感謝の気持ちで手を叩きたくなる。ありがとう、って。
スカラ座周辺に住む人たちは、新人ダンサーが育っていくのが楽しみだという。地元のサッカーチームみたいだな。

9月30日(金)
『夢と希望の先』

なんだかすごく懐かしいものを観た気が……演劇というか、小劇場!という感じ。テンポもよく、話もしっかりしているので、2時間あっという間でした。初見ですが、なんとなく前評判から衝撃や強い表現を期待してしまっていたけれど、意外に大人しく、王道で、新しい、という印象はありません。ああ、ふつうにお芝居だあ、バランスいいなあ、という感想。役者さんは初舞台の人がいたこともあるのか、こなれてはいないですが、脚本をちゃんと組み立てているので、そう、ナマじゃなくてもいい気もする。

またどこかで、それぞれもう少しちゃんと書きたいな……と思いつつ、もう10月。

 - 備忘録, 演劇

演劇 製造業 ものづくり